宅ふぁいる便は送信されたファイルが宅ふぁいる便のサーバーに残り、受信者がそのサーバーからダウンロードしますが、その際にブラウザが必要になります。
インターネットのブラウザとしては、一般的にインターネットエクスプローラー(IE)が使われていますが、最近ではFirefoxなどオープンソースのものやマックOSに標準添付されているsafariも増えてきて、様々なブラウザがありますね。
IEはウィンドウズに標準装備されているためユーザーも多いのですが、そのためにIEを狙っているハッカーも多く、セキュリティの観点から他のブラウザにあえて替える人もいます。
safariというブラウザは、ウィンドウズにとってのIEと同様、マックOSに標準添付されているブラウザなので、マックユーザーにとってはおなじみのブラウザです。
ただ宅ふぁいる便は基本的にウィンドウズを対象として設計しているので、マックユーザーにとっては使いづらい部分もありますね。
宅ふぁいる便に似た他社のサービスの中には、マックOS&safariにも対応しているものがあるので、宅ふぁいる便にもぜひ対応してもらいたいと思います。
宅ふぁいる便はウィンドウズとの相性が良い大容量ファイル転送サービスです。
ただ、宅ふぁいる便のユーザーの75%はビジネスユースで、ユーザーの職種を調べるとデザインや設計などのクリエイティブなお仕事が多く、アップルコンピューター社製のマックを使っている方が目立ちます。
マックにはマックOSが標準装備されていて、ブラウザにはsafariというブラウザが標準添付されています。
safariには、IEなどにはない便利な機能があり、表示速度もトップクラスで速いという利点があります。
マックユーザーは、マックOSを使い、safariを使うという方も多いはずですが、宅ふぁいる便でファイルをダウンロードする時に、マックOSとsafariの組み合わせで不具合が出るという事例が出ています。
宅ふぁいる便のQ&Aコーナーには、
「宅ふぁいる便は、基本的には、Windowsを対象として設計しておりますので、ご利用されているMacOSのバージョンとブラウザによっては正常に動作しないことがあります。現在のところ全てのブラウザとOSには対応できておりません。
そのため、ご利用される場合は 、WindowsやMacでもFireFox等へのブラウザの種類変更やバージョン変更をしてご利用をお試しください。」
と書いてあります。safariというよりも、マックOS全体に対しての相性が悪いようです。ぜひマックOSへの対応を急いで欲しいと思います。
宅ふぁいる便は、大阪ガスという超安定優良企業のグループ企業エルネットが運営しているので安心です。
こういったインターネット系のサービスは、「いいなこれ!」と思っても資金力が無くてすぐにサービスが無くなったり、無料だったものがいきなり有料に変わったりします。
その点で、宅ふぁいる便は「資金がなくなったのでサービス終了!」という心配がないですよね。
ただ、容量が50mbというのがイマイチです。
93万人も会員がいるので大変だとは思いますが、ぜひ最低でも100mbにはして欲しいです。
他のファイル送受信無料サービスでも、100mbや250mbといった容量でファイルを送ることができるものが出て来ています。
私がサービスを選ぶ基準としては、単にサービス内容だけでなく、その会社の信頼性とかセキュリティ度などいろいろな点で判断しています。
不安のあるサービスの100mbよりは、宅ふぁいる便の50mbの方が安心であることは確かです。
宅ふぁいる便のユーザーは75%がビジネスユーザーなので、安全・安心なサービスを選ぶ確率が高く、たとえ100mbや250mb送れるとしても信頼できる会社を利用する人が多いでしょう。
だからこそ、宅ふぁいる便は100mbまで容量を増やして欲しいと思うのです。